ギャン理論(3)
2007年10月21日
ギャン理論の続きです。
(21) 買いのピラミッディングするには強力な上昇トレンドを示す商品を選び、売りのピラミッディングをするには明確な下降トレンドを示す商品を選ぶこと。
(22) ヘッジは決してしない。ある銘柄を買い建てしていてその価格が下がり始めた時、これをヘッジしようとして別の銘柄を空売りしてはならない。この場合は相場から手を引いて損を確定し、次の機会を待つこと。
(23) 充分な理由なしにポジションを変えないこと。取引をする場合は充分な理由に基づくか、または明確な計画によること。
(24) 長期間成功し儲けた後で取引量を増やすことは避けること。
(25) 相場が天底となるときを当て推量してはならない。明確なルールに従うことで相場をすることができる。
(26) 自分よりも相場を知らない人の助言に従ってはならない。
(27) 損が出た後では取引量を縮めよ。決して増やしてはならない。
(28) ポジションを建てる時も手仕舞いする時も、ルールに従うこと。ルールに従わないトレードは、一時的に利益を上げられても、いずれ損をすることになる。
◆コメント
(24),(27)は銘柄、市場に応じてケースバイケースかなと思います。
ギャン理論(2)
2007年10月21日
ギャン理論の続きです。
(11) 実現益は蓄積すること。連続して成功したら、一部は口座にいれ、緊急時に利用すること。
(12) 配当目当てで株を買わない。
(13) ナンピンをしない。
(14) 我慢できないというだけで相場から逃げない。また待ちきれなくなったと言うだけで手を出さない。
(15) 小さな儲けと大きな損は避ける。
(16) 建玉と同時にストップ・ロス・オーダーを出し、これをキャンセルしない。
(17) あまり頻繁に売買しない。
(18) 買いを厭わないのと同様、空売りを厭わないこと。トレンドに追随し儲けることを目的とする。
(19) 安いというだけで買ってはならないし、高いというだけで売ってはならない。
(20) ピラミッディングのタイミングに注意する。取引が活発になり抵抗線を抜けるのを待ってから買い増しし、支持水準を割るまで待ってから売り増しする。
◆ コメント
(17)はデイトレードや、検証されたシステムトレードでは当てはまらないことがあると思います。
ギャン理論(1)
2007年10月21日
投資家ウィリアム D. ギャンが、投資における28のルールを説いています。ギャン理論として、広く知られているものです。
ギャン理論は、一度読んで終わりにするのではなく、各自の投資経験を重ねたとき、投資対象が変わったときなど、折に触れて読み返すと、その時々で学ぶことが多いものです。そこで、以下に28のルールを掲載します。
(1) 資金を10等分し、1回の取引に資金の10分の1以上のリスクを決して取らない
(2) 建て玉と同時にストップ・ロス・オーダーを使い、これをキャンセルしない。
(3) 過剰売買は決してしない。これをすることは資金運用の原則に反することになる。
(4) 儲けを損失に変えない。含みが出来れば、利益を失わないようにストップ・ロス・オーダーを近づける。
(5) トレンドに逆らわない。相場のトレンドに確信が持てないときは手仕舞い、取引をしない、 売買しない。
(6) 十分な理由なしでは手仕舞いをしない。
(7) 活発な銘柄のみを取引する。
(8) リスクの均等分散。4~5銘柄を取引する。全資金を1銘柄に集中させることは避ける。
(9) 指値をしてはならない。成り行きで売買する。
(10) 充分な理由なしで手仕舞わない。利益を守るにはストップ・ロス・オーダーを使う。
◆ コメント
(9)はデイトレードなどの短期売買や、検証されたシステムトレードでは当てはまらないことがあると思います。
システムトレードと裁量トレード
2007年10月13日
◆システムトレード とは、投資を行う際に裁量を排し一定売買ルールに従って売買を行う方法のことを言います。売買ルールは機械的にきめられたものなので、誰が行っても同じ結果になります。
例えば、A社の株価の26日移動平均からの乖離率が-10%を下回ったから買う、というのがシステムトレードです。
システムトレードでは、過去の株価データを使った売買ルールの検証(バックテスト)を行い、有効なルールかどうかの判断ができます。
◆裁量トレードは、個人の判断や勘によって売買を判断する方法を言います。
業界最大手のA社が中堅のB社と合併した、というニュースを見て、将来のA社の経営は更に強固になると考え株を買うのが裁量トレードです。
裁量トレードは、個人の限られた経験に基づくことが多いので、あるとき有効であっても、将来的にも有効とは限りません。
ファンダメンタル分析とテクニカル分析
2007年10月13日
株価を買ったり売ったりするタイミングを、何を見て決めるかで2つの方法があります。ファンダメンタル分析とテクニカル分析です。
◆ファンダメンタル分析は、企業の業績や成長率、景気動向、経済指標などから、その企業の価値を分析することです。将来、その企業の価値が上がると思えば、現在の株価は割安と考え買うべきだと判断します。比較的、長期間の動向が分析の対象になります。
◆テクニカル分析は、過去の市場動向を分析することで、将来の株価の動き、トレンドを予測しようとする方法です。実際には、株価(チャート)の動き、出来高などの客観指標を使います。例えば、過去の株価変動にパターンを見つけることなどから、将来の動きを推測します。期間は、数分の短時間から年単位の長期間まで対象にできます。
テクニカル分析では、ファンダメンタルは全く考慮しません。もちろん、企業の業績や景気動向は株価に影響しないわけではありませんが、その影響はすべて株価に現れるので、株価の動きだけを見ていれば十分と考えるのです。
なおテクニカル分析は、システムトレードで大活躍します。