宝くじ売買のシミュレーション結果
シミュレーションで求めた最大ドローダウンは以下の様になりました。
ルール1: 119万円
ルール2: 51万円
つまり、これらのルールを信じてずっと宝くじを買い続けたとしても、ルール1では、手持ち資金が、ある時のピークの値から119万円も下落することがあり得るということです。宝くじを買い始めたとたんに、こんな運の悪いことは滅多には起こらない気がしますが、それでもこれくらいは覚悟しておかないと、大損して終わってしまうのです。
ルール2はプロフィットファクターが大きい分、最大ドローダウンは半分になり、だいぶ良くなりました。
見方を変えると、これだけのドローダウンを経験したとしたら、回復するにはルール1では119日、ルール2では51日はかかると言うことです。
1000日分のデータを1000回計算するということは、4000年分のデータに相当します。こんな長期間の計算は意味あるのか?と疑問を感じないではありません。しかし実際のトレードは、完全なランダムというよりも、負ける時には負け続ける傾向があるのです。ポジティブフィードバックがかかっている状況です。
更には、モンテカルロシミュレーションの回数を増やすと、分布のすそは広がりますが、平均値や99%の範囲は余り変わらないと思います。従って、それほど無理な前提では無いと思います。
225ラージ1枚をトレードするとして、ルール1やルール2の様なルールがもしも見つかったとしたら、証拠金以外に、上記の余裕が必要だということです。ルール1の場合、証拠金(94万円)と合わせて213万円、ルール2の場合は145万円となり、経験的、感覚的にもリーズナブルな資金額になりました。
なお、ここで使ったモンテカルロシミュレーションのアイデアは、書評に書いた「コンピュータトレーディング入門」を参考にさせて頂きました。