損切りは難しい?
システムトレードを行う場合には、1回あたりの損失額を一定値に限定するために、損切りを設定することがあります。
つまり、仮に負けても、損失の額の最大値を決めることができるのです。これを損切り、ロスカットと呼びます。
さて、システムトレードをする際に損切りがうまくできない、という声を聞くことがあります。例えばこんな状況を考えてみます。
日経225の寄り引けでのトレードを行っているとします。
寄り付きで8000円で買いました。損切りをマイナス200円、つまり7800円に設定したとします。買った後に、値動きを見ていると、期待に反して値段が下がっていきます。みるみる含み損が増えて、7800円に近づいています。
ここで損を認めるのは嫌なので、損切りを取り消してしまう人がいるのです。すると、7800円を下回ってしまうのです。つまり、あらかじめ想定している損切り値のマイナス200円よりも損失が増え続けているのです。いま手仕舞ってしまうと、自分の判断で損を増やしたことになるので、負けを認めたくないため、ますます損切りをしづらくなるのです。そういうときに限って、7700円あるいは7600円まで下がってしまい、損失が増えていくのです。
この様にして、大きな損失を負ってしまう人が多いのです。多いと言うことは、人間の心理として、損失を確定するよりも、先延ばしにしたがるという傾向があるのです。将来の値動きがプラスになるという淡い期待に賭けるのです。
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