システムトレードの心構え
損切りは難しいと書きましたが、本当にそうでしょうか。
私は、システムトレードでは何の苦労もなく、損切りは決めた値で行っています。損切りを取り消したことはほとんどありませし、損切りは難しいと感じたことはありません。
難しいのは、裁量トレードの場合かも知れません。その場合は、あらかじめ損切り値を決めることはあっても、その根拠が薄いので、その時の状況で自分で変えてしまうことに抵抗を感じないのでしょう。
ここでは、システムトレードについてだけ考えてみます。システムトレードは、売買のエントリーとイグジットの条件が決まっています。損切りをする際の、損切り額の決め方のルールも決まっています。利益確定するルールの場合では、利益確定額を決めるためのルールも決まっています。利益確定しないシステムの場合では、イグジット(手仕舞い)のルールが決まっています。
このように、ルールが決められていて、それを守ってトレードをするのがシステムトレードです。そのルールに従った際に、過去にどれくらいの損益が得られたかを調べて(バックテストを行って)、ルールを選択するのです。このため、ルールを恣意的に変えてしまうと、バックテストの結果も違ってくるはずです。
損切りのルールを途中で無視するということは、システムの優位性を損なうことになるのです。従って、損切りのルールを無視しては、システムトレードとは言えなくなるのです。
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